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2015/01/11 平成8年 問13 借地借家法:借地権


 

宅建過去問 平成8年(1996年) 問13
権利関係 「借地借家法:借地権」

 

Aは、建物の所有を目的としてBから土地を賃借し、建物を建築して所有しているが、その土地の借地権については登記をしていない。この場合において、その土地の所有権がBからCに移転され、所有権移転登記がなされたときに関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。


◆1
Aが、Aの名義ではなく、Aと氏を同じくするAの長男名義で、本件建物につき保存登記をしている場合、Aは、借地権をCに対抗することができる。

◆2
Aが自己の名義で本件建物につき保存登記をしている場合で、BからCへの土地の所有権の移転が、当該保存登記後の差押えに基づく強制競売によるものであるとき、Aは、借地権をCに対抗することができる。

◆3
本件建物が火事により滅失した場合、建物を新たに築造する旨を本件土地の上の見やすい場所に掲示していれば、Aは、本件建物について登記していなかったときでも、借地権をCに対抗することができる。

◆4
借地権が借地借家法第22条に規定する定期借地権である場合、公正証書によって借地契約を締結していれば、Aは、本件建物について登記していなかったときでも、借地権をCに対抗することができる。





-----【解答&解説】-----


◆1
Aが、Aの名義ではなく、Aと氏を同じくするAの長男名義で、本件建物につき保存登記をしている場合、Aは、借地権をCに対抗することができる。

解答:×(誤り)
・登記には「本人の名前」が必要になるので、長男名義では対抗力がない。

◆2
Aが自己の名義で本件建物につき保存登記をしている場合で、BからCへの土地の所有権の移転が、当該保存登記後の差押えに基づく強制競売によるものであるとき、Aは、借地権をCに対抗することができる。

解答:○(正しい)
・借地上の建物が、Aの名前で登記されているので、Cに対抗できる。

◆3
本件建物が火事により滅失した場合、建物を新たに築造する旨を本件土地の上の見やすい場所に掲示していれば、Aは、本件建物について登記していなかったときでも、借地権をCに対抗することができる。

解答:×(誤り)
・登記をしていれば、火事で建物を滅失したとしても「新たに建物を築造する」旨を掲示することで、対抗力を保持できるが、「登記のない場合」はできない。

◆4
借地権が借地借家法第22条に規定する定期借地権である場合、公正証書によって借地契約を締結していれば、Aは、本件建物について登記していなかったときでも、借地権をCに対抗することができる。

解答:×(誤り)
・登記していなければ、借地権を対抗できない。




-----【借地借家法の出題傾向】-----

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平成8年 問13 「借地借家法:借地権」

宅建試験で出題された回数
(平成8~25年で計算)
18年間で 18年出題されました




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Aは、建物の所有を目的としてBから土地を賃借し、建物を建築して所有しているが、その土地の借地権については登記をしていない。この場合において、その土地の所有権がBからCに...

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