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2015/09/23 平成8年 問2 代理


 

宅建過去問 平成8年(1996年) 問2
権利関係 「代理」

 

Aが、Bの代理人として、Cとの間でB所有の土地の売買契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。


◆1
AがBから土地売買の代理権を与えられていた場合で、所有権移転登記の申請についてCの同意があったとき、Aは、B及びC双方の代理人として登記の申請をすることができる。

◆2
AがBから抵当権設定の代理権を与えられ、土地の登記済証、実印、印鑑証明書の交付を受けていた場合で、CがBC間の売買契約についてAに代理権ありと過失なく信じたとき、Cは、Bに対して土地の引渡しを求めることができる。

◆3
Aが、Bから土地売買の代理権を与えられ、CをだましてBC間の売買契約を締結した場合は、Bが詐欺の事実を知っていたと否とにかかわらず、Cは、Bに対して売買契約を取り消すことができる。

◆4
Aが、Bから土地売買の委任状を受領した後、Aについて破産手続開始の決定があったのに、Cに当該委任状を示して売買契約を締結した場合、Cは、Aについて破産手続開始の決定があったことを知っていたときでも、Bに対して土地の引渡しを求めることができる。





-----【解答&解説】-----


◆1 《 双方代理 》
AがBから土地売買の代理権を与えられていた場合で、所有権移転登記の申請についてCの同意があったとき、Aは、B及びC双方の代理人として登記の申請をすることができる。

解答:○(正しい)
・「登録申請の双方代理」は、あらかじめBとCに承諾がなくても有効に行える。

◆2 《 表見代理 》
AがBから抵当権設定の代理権を与えられ、土地の登記済証、実印、印鑑証明書の交付を受けていた場合で、CがBC間の売買契約についてAに代理権ありと過失なく信じたとき、Cは、Bに対して土地の引渡しを求めることができる。

解答:○(正しい)
・抵当権設定の代理権しか与えられてないのに、売買契約をするようなAに、代理権を与えたBに落度がある。買主のCが善意無過失(知らなかった事に落ち度がない)であれば、Cを保護するために売買契約が有効となる。

◆3 《 代理人が詐欺 》
Aが、Bから土地売買の代理権を与えられ、CをだましてBC間の売買契約を締結した場合は、Bが詐欺の事実を知っていたと否とにかかわらず、Cは、Bに対して売買契約を取り消すことができる。

解答:○(正しい)
・「代理人が行った意思表示」は、本人に帰属するため、代理人Aが詐欺をすれば「Bが詐欺を行った」ことになる。なので、売買契約を取り消すことができる。

◆4 《 無権代理 》
Aが、Bから土地売買の委任状を受領した後、Aについて破産手続開始の決定があったのに、Cに当該委任状を示して売買契約を締結した場合、Cは、Aについて破産手続開始の決定があったことを知っていたときでも、Bに対して土地の引渡しを求めることができる。

解答:×(誤り)
・「破産手続開始の決定」があれば、代理人は代理権を失う。その事を買主Cが知っていて「代理人と取引」を行ったのであれば、「土地の引渡し」を求めることはできない。「代理権が消滅した後」なので、表見代理ではなく無権代理扱いになる。




-----【法律用語・専門用語】-----

表見代理(ひょうけんだいり) とは・・・
 代理権を持たない者の代理行為が、権限を持っているような外観をしていた場合に、本人に効果を帰属させることを認める制度のこと。
無権代理(むけんだいり) とは・・・
 代理権がないのに代理人としての行為をすること。


-----【参考資料・要点整理】-----


●双方代理
代理:双方代理
画像をクリックで拡大します

●表見代理
代理:表見代理
画像をクリックで拡大します

●無権代理
代理:無権代理
画像をクリックで拡大します


-----【代理の出題傾向】-----

過去に出題された同じ種類の問題
平成25年 「なし」
平成24年 問2 「代理」
平成24年 問4 「無権代理」
平成23年 「なし」
平成22年 問2 「代理」
平成21年 問2 「代理」
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平成11年 問7 「表見代理」
平成10年 「なし」
平成9年 問1 「無権代理」
平成8年 問2 「代理」

宅建試験で出題された回数
(平成8~25年で計算)
18年間で 14年出題されました




登録カテゴリー: 民法:代理:表見・無権

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まとめtyaiました【権利関係 平成8年問2 表見代理】

Aが、Bの代理人として、Cとの間でB所有の土地の売買契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 ◆1 AがBから土地

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