2015/09/29 平成14年 問12 相続
宅建過去問 平成14年(2002年) 問12
権利関係 「相続」
権利関係 「相続」
相続の承認及び放棄に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。
◆1
相続の放棄をする場合、その旨を家庭裁判所に申述しなければならない。◆2
相続人が数人あるときは、限定承認は、共同相続人の全員が共同してのみこれをすることができる。◆3
相続人が、自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヵ月(家庭裁判所が期間の伸長をした場合は当該期間)以内に、限定承認又は放棄をしなかったときは、単純承認をしたものとみなされる。◆4
被相続人の子が、相続の開始後に相続放棄をした場合、その者の子がこれを代襲して相続人となる。 -----【解答&解説】-----
◆1
相続の放棄をする場合、その旨を家庭裁判所に申述しなければならない。解答:○(正しい)
・相続の放棄は、家庭裁判所に申述する。
◆2
相続人が数人あるときは、限定承認は、共同相続人の全員が共同してのみこれをすることができる。解答:○(正しい)
・限定承認は、相続人全員で行う。
◆3
相続人が、自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヵ月(家庭裁判所が期間の伸長をした場合は当該期間)以内に、限定承認又は放棄をしなかったときは、単純承認をしたものとみなされる。解答:○(正しい)
・相続の開始を知った時から3ヵ月なにもしなければ、単純承認になる。
◆4
被相続人の子が、相続の開始後に相続放棄をした場合、その者の子がこれを代襲して相続人となる。 解答:×(誤り)
・相続放棄をしても、代襲相続にはならない。
-----【相続の出題傾向】-----
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登録カテゴリー: 民法:相続
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