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2015/10/03 平成21年 問7 担保物権:抵当権


 

宅建過去問 平成21年(2009年) 問7
権利関係 「担保物権:抵当権」

 

法定地上権に関する次の1から4までの記述のうち、民法の規定、判例及び判決文によれば、誤っているものはどれか。

【判決文】
土地について1番抵当権が設定された当時、土地と地上建物の所有者が異なり、法定地上権成立の要件が充足されていなかった場合には、土地と地上建物を同一人が所有するにいたった後に後順位抵当権者が設定されたとしても、その後に抵当権が実行され、土地が競落されたことにより1番抵当権者が消滅するときは、地上建物のための法定地上権は成立しないものと解するのが相当である。


◆1
土地及びその地上建物の所有者が同一である状態で、土地に1番抵当権が設定され、その実行により土地と地上建物の所有者が異なるに至ったときは、地上建物について法定地上権が成立する。

◆2
更地である土地の抵当権者が抵当権設定後に地上建物が建築されることを承認した場合であっても、土地の抵当権設定時に土地と所有者を同じくする地上建物が存在していない以上、地上建物について法定地上権は成立しない。

◆3
土地に1番抵当権が設定された当時、土地と地上建物の所有者が異なっていたとしても、2番抵当権設定時に土地と地上建物の所有者が同一人となれば、土地の抵当権の実行により土地と地上建物の所有者が異なるにいたったときは、地上建物について法定地上権が成立する。

◆4
土地の所有者が、当該土地の借地人から抵当権が設定されていない地上建物を購入した後、建物の所有権移転登記をする前に土地に抵当権を設定した場合、当該抵当権の実行により土地と地上建物の所有者が異なるに至ったときは、地上建物について法定地上権が成立する。





-----【解答&解説】-----


◆1
土地及びその地上建物の所有者が同一である状態で、土地に1番抵当権が設定され、その実行により土地と地上建物の所有者が異なるに至ったときは、地上建物について法定地上権が成立する。

解答:○(正しい)
・土地の抵当権設置時に、土地の上に建物が立っていて、土地と建物が同一人物の所有物であれば法定地上権が成立する。

◆2
更地である土地の抵当権者が抵当権設定後に地上建物が建築されることを承認した場合であっても、土地の抵当権設定時に土地と所有者を同じくする地上建物が存在していない以上、地上建物について法定地上権は成立しない。

解答:○(正しい)
・法定地上権は、抵当権設置時に土地の上に建物が立っており、土地と建物の持主が同じ必要がある。

◆3
土地に1番抵当権が設定された当時、土地と地上建物の所有者が異なっていたとしても、2番抵当権設定時に土地と地上建物の所有者が同一人となれば、土地の抵当権の実行により土地と地上建物の所有者が異なるにいたったときは、地上建物について法定地上権が成立する。

解答:×(誤り)
・1番抵当権のときに土地と建物の所有者が一緒でなく、2番抵当権設定時に同一人物の所有物であった場合でも、法定地上権は成立しない。

◆4
土地の所有者が、当該土地の借地人から抵当権が設定されていない地上建物を購入した後、建物の所有権移転登記をする前に土地に抵当権を設定した場合、当該抵当権の実行により土地と地上建物の所有者が異なるに至ったときは、地上建物について法定地上権が成立する。

解答:○(正しい)
・抵当権設置時に土地の上に建物が立っており、土地と建物が同一人物の所有物であれば法定地上権が成立する。移転登記はされてなくてもいい。




-----【担保物権の出題傾向】-----

過去に出題された同じ種類の問題
平成25年 問4 「担保物権:留置権」
平成25年 問5 「担保物権:抵当権」
平成24年 問7 「担保物権:抵当権」
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平成21年 問7 「担保物権:抵当権」
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平成15年 問5 「担保物権:物上代位」
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平成10年 問5 「担保物権:抵当権」
平成9年 問3 「担保物権:留置権」
平成8年 問7 「担保物権:根抵当権」


宅建試験で出題された回数
(平成8~25年で計算)
18年間で 16年出題されました




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まとめtyaiました【権利関係 平成21年問7 抵当権】

法定地上権に関する次の1から4までの記述のうち、民法の規定、判例及び判決文によれば、誤っているものはどれか。[判決文]土地について1番抵当権が設定された当時、土地と地上建

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