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2015/09/05 平成20年 問6 連帯債務・連帯保証


 

宅建過去問 平成20年(2008年) 問6
権利関係 「連帯債務・連帯保証」

 

AからBとCとが負担部分2分の1として連帯して1,000万円を借り入れる場合と、DからEが1,000万円を借り入れ、Fがその借入金返済債務についてEと連帯して保証する場合とに関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。


◆1
Aが、Bに対して債務を免除した場合にはCが、Cに対して債務を免除した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Dが、Eに対して債務を免除した場合にはFが、Fに対して債務を免除した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。

◆2
Aが、Bに対して履行を請求した効果はCに及び、Cに対して履行を請求した効果はBに及ぶ。Dが、Eに対して履行を請求した効果はFに及び、Fに対して履行を請求した効果はEに及ぶ。

◆3
Bについて時効が完成した場合にはCが、Cについて時効が完成した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Eについて時効が完成した場合にはFが、Fについて時効が完成した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。

◆4
AB間の契約が無効であった場合にはCが、AC間の契約が無効であった場合にはBが、それぞれ1,000万円の債務を負う。DE間の契約が無効であった場合はFが、DF間の契約が無効であった場合はEが、それぞれ1,000万円の債務を負う。





-----【解答&解説】-----


◆1
Aが、Bに対して債務を免除した場合にはCが、Cに対して債務を免除した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Dが、Eに対して債務を免除した場合にはFが、Fに対して債務を免除した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。

解答:×(誤り)
・連帯債務は、1人が債務を免除されれば、他者は免除された額を差し引いた額の債務になる。連帯保証は、連帯保証人が免除を受けても、主たる債務者は債務を免れることができない。

◆2
Aが、Bに対して履行を請求した効果はCに及び、Cに対して履行を請求した効果はBに及ぶ。Dが、Eに対して履行を請求した効果はFに及び、Fに対して履行を請求した効果はEに及ぶ。

解答:○(正しい)
・連帯債務は、請求の効力が他の連帯債権者にも及ぶ。連帯保証は、連帯保証人への請求は主たる債権者に及ぶ。

◆3
Bについて時効が完成した場合にはCが、Cについて時効が完成した場合にはBが、それぞれ500万円分の債務を免れる。Eについて時効が完成した場合にはFが、Fについて時効が完成した場合にはEが、それぞれ全額の債務を免れる。

解答:×(誤り)
・連帯債務は、1人が時効完成すれば他者は負担部分の債務を免れる。連帯保証は、主たる債務者が時効になれば、連帯保証人は全て免れる。しかし、連帯保証人が時効完成しても、主たる債務者の債務は免れない。

◆4
AB間の契約が無効であった場合にはCが、AC間の契約が無効であった場合にはBが、それぞれ1,000万円の債務を負う。DE間の契約が無効であった場合はFが、DF間の契約が無効であった場合はEが、それぞれ1,000万円の債務を負う。

解答:×(誤り)
・連帯債務者は、1人の契約が無効でも他者には影響がない。連帯保証は、連帯保証人の契約が無効になっても、主たる債務者は無効にならない。




-----【保証債務,連帯債務,連帯保証の出題傾向】-----

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