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2015/01/28 平成20年 問2 物権変動の対抗要件


 

宅建過去問 平成20年(2008年) 問2
権利関係 「物権変動の対抗要件」

 

所有権がAからBに移転している旨が登記されている甲土地の売買契約に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。


◆1
CはBとの間で売買契約を締結して所有権移転登記をしたが、甲土地の真の所有者はAであって、Bが各種の書類を偽造して自らに登記を移していた場合、Aは所有者であることをCに対して主張できる。

◆2
DはBとの間で売買契約を締結したが、AB間の所有権移転登記はAとBが通じてした仮装の売買契約に基づくものであった場合、DがAB間の売買契約が仮装であることを知らず、知らないことに無過失であっても、Dが所有権移転登記を備えていなければ、Aは所有者であることをDに対して主張できる。

◆3
EはBとの間で売買契約を締結したが、BE間の売買契約締結の前にAがBの債務不履行を理由にAB間の売買契約を解除していた場合、Aが解除した旨の登記をしたか否かにかかわらず、Aは所有者であることをEに対して主張できる。

◆4
FはBとの間で売買契約を締結して所有権移転登記をしたが、その後AはBの強迫を理由にAB間の売買契約を取り消した場合、FがBによる強迫を知っていたときに限り、Aは所有者であることをFに対して主張できる。





-----【解答&解説】-----


◆1
CはBとの間で売買契約を締結して所有権移転登記をしたが、甲土地の真の所有者はAであって、Bが各種の書類を偽造して自らに登記を移していた場合、Aは所有者であることをCに対して主張できる。

解答:○(正しい)
・「無権利者から土地を購入したC」も無権利者になる。Aは所有者であることをCに対して主張できる。

◆2
DはBとの間で売買契約を締結したが、AB間の所有権移転登記はAとBが通じてした仮装の売買契約に基づくものであった場合、DがAB間の売買契約が仮装であることを知らず、知らないことに無過失であっても、Dが所有権移転登記を備えていなければ、Aは所有者であることをDに対して主張できる。

解答:×(誤り)
・AB間の契約は、架空の契約になるので無効。Aは、善意無過失(知らなかった事に何の落ち度もない)第三者Dに対抗できない。

◆3
EはBとの間で売買契約を締結したが、BE間の売買契約締結の前にAがBの債務不履行を理由にAB間の売買契約を解除していた場合、Aが解除した旨の登記をしたか否かにかかわらず、Aは所有者であることをEに対して主張できる。

解答:×(誤り)
・登記を先に得たほうが勝つ。

◆4
FはBとの間で売買契約を締結して所有権移転登記をしたが、その後AはBの強迫を理由にAB間の売買契約を取り消した場合、FがBによる強迫を知っていたときに限り、Aは所有者であることをFに対して主張できる。

解答:×(誤り)
・強迫の場合「知っていた」「知らない」は関係なく、第三者に対抗できる。




-----【物権変動の出題傾向】-----

過去に出題された同じ種類の問題
平成25年 「なし」
平成24年 問6 「物権変動の対抗要件」
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平成9年 問6 「物権変動の対抗要件」
平成8年 問3 「物権変動の対抗要件」
平成8年 問5 「物権変動の対抗要件」

宅建試験で出題された回数
(平成8~25年で計算)
18年間で 11年出題されました




登録カテゴリー: 民法:物権変動

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所有権がAからBに移転している旨が登記されている甲土地の売買契約に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。◆1 CはBとの間で売買契約を締

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