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2015/01/11 平成16年 問2 代理:無権代理


 

宅建過去問 平成16年(2004年) 問2
権利関係 「代理:無権代理」

 

B所有の土地をAがBの代理人として、Cとの間で売買契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。


◆1
AとBとが夫婦であり契約に関して何ら取り決めのない場合には、不動産売買はAB夫婦の日常の家事に関する法律行為の範囲内にないとCが考えていた場合も、本件売買契約は有効である。

◆2
Aが無権代理人である場合、CはBに対して相当の期間を定めて、その期間内に追認するか否かを催告することができ、Bが期間内に確答をしない場合には、追認とみなされ本件売買契約は有効となる。

◆3
Aが無権代理人であっても、Bの死亡によりAがDとともにBを共同相続した場合には、Dが追認を拒絶していても、Aの相続分に相当する部分についての売買契約は、相続開始と同時に有効となる。

◆4
Aが無権代理人であって、Aの死亡によりBが単独でAを相続した場合には、Bは追認を拒絶できるが、CがAの無権代理につき善意無過失であれば、CはBに対して損害賠償を請求することができる。





-----【解答&解説】-----


◆1
AとBとが夫婦であり契約に関して何ら取り決めのない場合には、不動産売買はAB夫婦の日常の家事に関する法律行為の範囲内にないとCが考えていた場合も、本件売買契約は有効である。

解答:×(誤り)
・不動産売買は「日常の家事に関する法律行為の範囲内」とはいえないので、本件の売買契約は無効である。

◆2
Aが無権代理人である場合、CはBに対して相当の期間を定めて、その期間内に追認するか否かを催告することができ、Bが期間内に確答をしない場合には、追認とみなされ本件売買契約は有効となる。

解答:×(誤り)
・契約相手Cは、期間をつけて「追認するか」を催告することができる。期間までに答えないと「拒絶した」とみなされる。

◆3
Aが無権代理人であっても、Bの死亡によりAがDとともにBを共同相続した場合には、Dが追認を拒絶していても、Aの相続分に相当する部分についての売買契約は、相続開始と同時に有効となる。

解答:×(誤り)
・相続人全員が共同して追認権を行使しなければ、無権代理行為であるため、売買契約は有効にならない。

◆4
Aが無権代理人であって、Aの死亡によりBが単独でAを相続した場合には、Bは追認を拒絶できるが、CがAの無権代理につき善意無過失であれば、CはBに対して損害賠償を請求することができる。

解答:○(正しい)
・Bは「無権代理人としての責任」を相続するので、CはBに損害賠償を請求できる。




-----【参考資料】-----

代理:無権代理
画像をクリックで拡大します


-----【代理の出題傾向】-----

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平成25年 「なし」
平成24年 問2 「代理」
平成24年 問4 「無権代理」
平成23年 「なし」
平成22年 問2 「代理」
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平成10年 「なし」
平成9年 問1 「無権代理」
平成8年 問2 「表見代理」

宅建試験で出題された回数
(平成8~25年で計算)
18年間で 14年出題されました




登録カテゴリー: 民法:代理:表見・無権

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B所有の土地をAがBの代理人として、Cとの間で売買契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。 ◆1 AとBとが夫婦であり

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