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2015/09/16 平成8年 問10 相続:法定相続分


 

宅建過去問 平成8年(1996年) 問10
権利関係 「相続:法定相続分」

 

居住用建物を所有するAが死亡した場合の相続に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。


◆1
Aに、配偶者B、Bとの婚姻前に縁組した養子C、Bとの間の実子D(Aの死亡より前に死亡)、Dの実子E及びFがいる場合、BとCとEとFが相続人となり、EとFの法定相続分はいずれも1/8となる。

◆2
Aに、配偶者B、母G、兄Hがいる場合、Hは相続人とならず、BとGが相続人となり、Gの法定相続分は 1/4となる。

◆3
Aに法律上の相続人がない場合で、10年以上Aと同居して生計を同じくし、Aの療養看護に努めた内縁の妻Iがいるとき、Iは、承継の意思表示をすれば当該建物を取得する。

◆4
Aに、その死亡前1年以内に離婚した元配偶者Jと、Jとの間の未成年の実子Kがいる場合、JとKが相続人となり、JとKの法定相続分はいずれも1/2 となる。





-----【解答&解説】-----


◆1
Aに、配偶者B、Bとの婚姻前に縁組した養子C、Bとの間の実子D(Aの死亡より前に死亡)、Dの実子E及びFがいる場合、BとCとEとFが相続人となり、EとFの法定相続分はいずれも1/8となる。

 [A]・・・死亡
 [配偶者B]・・・Aの配偶者
 [養子C]・・・ABが結婚する前の養子
 [実子D]・・・ABの子供(昔に死亡)
 [孫E]・・・Dの実子
 [孫F]・・・Dの実子


解答:○(正しい)
・養子も実子も直系卑属になるので養子のCも相続する。
・Dが既に死亡しているので、Dの子E、Fが代襲して相続人になる。
・相続分はまず、配偶者Bに「1/2」、子供CとDで残り「1/2」だが、Dが既に死亡しているので、Dの取り分を子供が2人で分けるので、さらに「1/2」になり、EとFの相続分は「1/8」になる。
  [計算式] 1/2 × 1/2 × 1/2 = 1/8

◆2
Aに、配偶者B、母G、兄Hがいる場合、Hは相続人とならず、BとGが相続人となり、Gの法定相続分は1/4となる。

解答:×(誤り)
・直系卑属(子・孫など)がいないので、直系尊属(父母・祖父母など)と配偶者が相続する。
・直系尊属(父母・祖父母など)が相続する場合、兄弟姉妹は相続できない。
・相続分は、配偶者Bが「2/3」、母Gが「1/3」になる。

◆3
Aに法律上の相続人がない場合で、10年以上Aと同居して生計を同じくし、Aの療養看護に努めた内縁の妻 I がいるとき、Iは、承継の意思表示をすれば当該建物を取得する。

解答:×(誤り)
・特別縁故者が相続するには、「家庭裁判所の審判」が必要になる。

◆4
Aに、その死亡前1年以内に離婚した元配偶者Jと、Jとの間の未成年の実子Kがいる場合、JとKが相続人となり、JとKの法定相続分はいずれも1/2となる。

解答:×(誤り)
・「Aが亡くなった時点」で配偶者でなければ相続ができない。他に相続人がいなければ、実子Kが単独で相続する。




-----【法律用語・専門用語】-----

直系尊属(ちょっけいそんぞく) とは・・・
 父母・祖父母など、自分より前の世代の親族のこと。養父母も含む。
直系卑属 (ちょっけいひぞく) とは・・・
  子・孫など、自分より後の世代の親族のこと。養子も含む。


-----【参考資料・要点整理】-----

相続
画像をクリックで拡大します


-----【相続の出題傾向】-----

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平成25年 問10 「相続」
平成24年 問10 「相続」
平成23年 問10 「相続」
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平成9年 問10 「相続:遺留分」
平成8年 問10 「相続:法定相続分」

宅建試験で出題された回数
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18年間で 17年出題されました




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まとめtyaiました【権利関係 平成8年問10 相続】

居住用建物を所有するAが死亡した場合の相続に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。 ◆1 Aに、配偶者B、Bとの婚姻前に縁組した養子C、Bとの間

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