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2015/08/11 平成20年 問3 代理


 

宅建過去問 平成20年(2008年) 問3
権利関係 「代理」

 

AがBの代理人としてB所有の甲土地について売買契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。


◆1
Aが甲土地の売却を代理する権限をBから書面で与えられている場合、A自らが買主となって売買契約を締結したときは、Aは甲土地の所有権を当然に取得する。

◆2
Aが甲土地の売却を代理する権限をBから書面で与えられている場合、AがCの代理人となってBC間の売買契約を締結したときは、Cは甲土地の所有権を当然に取得する。

◆3
Aが無権代理人であってDとの間で売買契約を締結した後に、Bの死亡によりAが単独でBを相続した場合、Dは甲土地の所有権を当然に取得する。

◆4
Aが無権代理人であってEとの間で売買契約を締結した後に、Aの死亡によりBが単独でAを相続した場合、Eは甲土地の所有権を当然に取得する。





-----【解答&解説】-----


◆1
Aが甲土地の売却を代理する権限をBから書面で与えられている場合、A自らが買主となって売買契約を締結したときは、Aは甲土地の所有権を当然に取得する。

解答:×(誤り)
・自己契約は、本人の利益を害する危険があるので原則として禁止。

◆2 《 双方代理 》
Aが甲土地の売却を代理する権限をBから書面で与えられている場合、AがCの代理人となってBC間の売買契約を締結したときは、Cは甲土地の所有権を当然に取得する。

解答:×(誤り)
・契約の当事者双方の代理人になることを双方代理といい、一方の依頼者を裏切る可能性があるので禁止されている。

◆3 《 無権代理人 》
Aが無権代理人であってDとの間で売買契約を締結した後に、Bの死亡によりAが単独でBを相続した場合、Dは甲土地の所有権を当然に取得する。

解答:○(正しい)
・無権代理人Aが単独で相続すると、Aの土地になる。Aが土地をDに売ったことになるので、Dは土地を取得できる。

◆4 《 無権代理人 》
Aが無権代理人であってEとの間で売買契約を締結した後に、Aの死亡によりBが単独でAを相続した場合、Eは甲土地の所有権を当然に取得する。

解答:×(誤り)
・無権代理人Aが死亡し、Bが単独でAを相続した場合、追認拒絶権を行使できる。そうなるとEは土地を取得できない。




-----【法律用語・宅建用語集】-----

双方代理(そうほうだいり) とは・・・
 当事者双方の代理人になること。
無権代理(むけんだいり) とは・・・
 代理権がないのに代理人としての行為をすること。


-----【参考資料】-----

双方代理
代理:双方代理
画像をクリックで拡大します

無権代理
代理:無権代理
画像をクリックで拡大します


-----【代理の出題傾向】-----

過去に出題された同じ種類の問題
平成25年 「なし」
平成24年 問2 「代理」
平成24年 問4 「代理:無権代理」
平成23年 「なし」
平成22年 問2 「代理」
平成21年 問2 「代理」
平成20年 問3 「代理」
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平成17年 問3 「代理」
平成16年 問2 「代理:無権代理」
平成15年 「なし」
平成14年 問2 「代理」
平成13年 問8 「代理」
平成12 年問1 「代理」
平成11年 問7 「代理:表見代理」
平成10年 「なし」
平成9年 問1 「代理:無権代理」
平成8年 問2 「代理」

宅建試験で出題された回数
(平成8~25年で計算)
18年間で 14年出題されました




登録カテゴリー: 民法:代理:表見・無権

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まとめtyaiました【権利関係 平成20年問3 無権代理】

AがBの代理人としてB所有の甲土地について売買契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。◆1 Aが甲土地の売却を代理する...

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